こんにちは
川下 竜彦です。

以前、花王の商品開発が特集された
番組があったので見ていると
花王のスケールの大きさに驚きました。

花王の和歌山工場は
約42ヘクタールあり
あまりにも漠然としているので

よく言われる「東京ドーム◯個分」を算出すると
東京ドームが約4,7ヘクタールなので
約9個分の敷地面積があります。

その割にこの工場で働く
従業員数は1,650人で
こちらは意外に少ないですね。

無意味な算出ですが
1人辺り28平米の
面積があることになります。笑

ただ、グループ会社全体で言うと
約3万4,000人の従業員で
年間1兆2,000万円の売上を出しています。

輸出売上は約25%だそうなので
年間約9,000億が日本での売上。

これを日本国民人数で割ると
1人年間7,500円分の花王製品を
購入していることになります。
もちろん、赤ちゃんも含めてです。

この数値を算出してから
身の回りを見てみたのですが

僕の家、会社は
花王製品が0だったのですが

知らず知らずに
花王製品を使っている人も多いでしょう。

つまり
花王には絶対に勝てないということです。笑

わざわざ算出しなくても
直感で分かるでしょう。

では超強敵が居るから
物販を辞めるか?というと
そんなことは無いですよね。

花王と違う商品で
違うやり方で物販をしますね。

花王はメーカーなので
同じ物販でも別ジャンルに
思う方も多いと思うので
伊藤忠商事で考えましょう。

伊藤忠は連結売上は約11兆円
連結従業員は約7万名です。

伊藤忠が輸入商品を牛耳っているから
輸入を辞めるかというとそうでは無いですね。

伊藤忠と違う商品で違うやり方で
物販をしています。

それも掘り下げを何十回も繰り返し
ネットの登場によって可能になった
最も参入障壁が低い(再現性の高い)

輸入ビジネスが
今の並行輸入ビジネスです。

輸入の枠では並行輸入ビジネスが
最も参入障壁が低いと思いますが

物販という枠で捉えると
輸入ビジネスよりも簡単なのは
ブックオフせどりだと思います。
この下はもう無いと思います。

つまり輸入ビジネスは
下から2番目くらいに
簡単な物販ビジネスだと思います。

結局何が言いたいのかというと
並行輸入ビジネス自体が
そもそもニッチなビジネスです。

そのニッチなビジネスの中で
更にライバルが居ない
ニッチ過ぎる商品は
天井値は物凄く低くなってしまいます。

更に参入障壁が低いビジネスほど
人は集まります。

そんな中でブルー・オーシャンの商品を
探すのには無理があるのです。
やはり戦って勝たないといけません。

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