今日は大阪南港の方まで
船便で仕入れた商品の検品に行ってきました。

その様子はこちら
http://toratarou.com/gazou/2012-07-02.JPG

米国仕入れ以外にもこの倉庫内には
港町付近の為に輸入商品が山のようにあり
かなり参考になりました。

僕が仕入れた商品は画像には入りきらず
他にもパレット単位で複数あるのですが
改めて僕らが行なっている輸入は小さいなと感じました。

僕らが行った倉庫は400坪位あるらしく
僕らが占領しているは4坪程度です。
(4坪=約8畳)

つまりこの倉庫内だけで単純に割ると
川下レベルの業者が100人居るわけですね。

更に、付近には同じ規模の物流業者が
少なく見積もって10社以上あったので
川下レベルが1,000人以上居るわけです。
そしてこれは僕が行った倉庫付近だけの話です。

南港という枠で見るともっとありますし
更に全国に沢山の港がありますし
空便は一切カウントされていません。

自分のビジネスの小ささを改めて感じさせられました。
僕の言う「小ささ」とは取引量や資金を
直接指しているのではありません。

借入して資金量を増やし利益率を下げてもいいなら
今よりも取引量は簡単に増やすことが出来ます。
つまり売上を上げるのは簡単であるということです。

僕がどこに自分が小さいなと感じたかというと
この大きな輸入専門に近い倉庫の商品を
消費してくれる消費者が居るということです。

魚は別の海にもっと存在したという感覚です。

資金が無い内はニッチな物を売って行かなければいけません。
これは悪く言ってしまえば弱者の戦略ですが
資金が無い人にとって最も効率の良い方法であると思っています。

なぜなら資金があるライバルが多く存在する所に
入ってもボリュームディスカウントで負けてしまうからです。

なので、1億人もいる日本の中で
数人だけが欲しい商品を扱う機会が多く
輸入商品=ニッチが少なからず僕の頭の中で
形成されてきたのでしょう。

更に僕は起業家の方でも
良く言えばリスクヘッジをする方であり
悪く言えばチキンな方であり
売り切れる個数を確実に売り捌くタイプです。

だからと言って今の販路内でもっと販売個数を
増やすという戦術ではありません。
販路自体をネット問わず広げるということです。

ネット販売は問屋的ビジネスに比べると
効率が悪いですが利益率は高いです。
なのでまず極める点はネット販売です。

その後は人的リソース・利益率とのバランスを見つつ
広く販路を持つことですね。
この流れに挑戦していこうと今決めました。笑

成功事例を作りシェアしていきたいと思っています。

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