時折、ビジネスにおいて残しておくべき書類などを
紹介しています。

今回は確定申告に必要な輸入ビジネス書類を
全てお伝えします。

まず申告の「義務」がある対象は

・開業届を出して個人事業主になっている

・開業届を出していないけれど
1/1~12/31までの間に20万円以上の所得(利益)があった。

このいずれかに当てはまる方は
申告の義務があります。

サラリーマンで副業がバレたくない人はこちら
http://news.livedoor.com/article/detail/3518543/

そして申告の方法は2種類あり
白色申告と青色申告があります。

簡単に説明すると
白色申告とは年間所得が300万円以下の場合は
記帳と呼ばれるモノは必要ありません。

年間所得300万円以上の場合は
「簡易な記帳」が必要のことです。

簡易な記帳のレベルが分かりませんが
この辺りは税務署や税理士に相談してください。

(法令改正により所得300万円以下も
所得300万円以上の人と同様の記帳をするように努め
2014年度からは記帳義務が生じるとのことです……)

そして青色申告は法人と同様の
記帳が(貸借対照表・損益計算書)必要であり、
青色申告をすると税金が安くなったり
赤字を翌年に繰り越し翌年黒字になったら相殺できると
いったメリットがあります。

まぁ要約すると

・開業届を出して個人事業主になっている

・開業届を出していないけれど
1/1~12/31までの間に20万円以上の所得(利益)があった。

この対象に入っている方はまずは税務署に連絡して
根掘り葉掘りどうすればいいか聞いてみて下さい。

僕も問い合わせをしたことがありますが
納税に関する質問はWelcomeなので……

もちろん、ほとんどの方は確定申告で申告する様に
頑張っていると思うので
来年の為に必要書類を残しておきましょう。

まずは、
クレジットカードの明細です。

主に支払うのはクレジットカードだと思います。
これが一番重要です。

個人カードなら明細をネット上でDLするには
3ヶ月6ヶ月という期限が有るカードも多いので
これは注意しておいて下さい。

もちろん、期限が過ぎてネットでDL出来なくても
カード会社に言うと発行してくれるそうですが
面倒なので保存しておきましょう。

税理士によっては、PAYPALの商品ごとのインボイスを
プリントアウトしてくれと言われるそうですが
僕はカード明細だけで良いと言われています。

(最終的な判断は税務署なので、リスクを極限までに減らしたい方は
プリントアウトしておきましょう。)

次に関税・消費税の領収書です。

「領収書」と記載されていて金額が記載されている紙は
残しておきましょう。

次に発送伝票です。

運送会社と契約されている方は毎月送られてくる
請求書を保存しておきましょう。

他には
ホテル宿泊費、電車、飲食、カフェ、本、情報教材
ダンボール代、外注費、電話代、ネット回線代、家賃、ゴミ袋
ガソリン代、車代、等々

上記以外でも「事業に関わる出費」の場合は
全て領収書を貰うようにしましょう。

直接、領収書を税務署に提出はしなくていいのですが
提出を求められたら提出しないと、経費として認めてくれません。

白色申告の場合は特に
税務署員のサジ加減で税金を決定されるために
この税金に不服の場合は経費の証拠として
領収書を提出しないといけません。

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