最近30万円以上稼ぐ人が沢山出てきて
「人を雇ったほうがいいですか?」
と質問される機会が増えました。

僕が30万円程稼いだ時に
人を雇ったと言ってきたからだと思います。

ですが相談を受けているとほとんどの方が
「作業が増えたから」のみ。
これだけの理由では雇わないほうがいいでしょう。

せめて外注程度にしといた方がいいですね。
人を雇う際は、まずは
「クビを切る覚悟があるのか?」
これが重要です。

「自分は人を見抜けるから大丈夫!!」
というのも全然アテにはなりません。
知人に江崎グリコの人事担当者がいて
以前雇用について相談したのですが

「ノウハウは無限にあるんやけど・・・
長年この仕事してるけど全然わからんで。

絶対ネコ被っとるからな~
ネコ被って無い奴はどうしようも無いから
落としたほうがええぞ
ハッハーww」
と言われました。

以前受けた経営者セミナーで
こちらの適正テストが当たっていると
評判がいいようです。

http://www.hci-inc.co.jp/products/as.html

僕も次回から取り入れてみたいと思っています。

とにかく雇用に関しては出来る限りのことはして
その後はフィーリング等で決めて
ダメな人を雇ってしまえばクビにするしかありません。

この覚悟は絶対に必要です。

そして最も大事なのがプランです。

・何をしてもらうのか?
・自分の負担が減り、自分は新たに何が出来るのか?
・その結果、いくら利益を生み出せるのか?
・従業員には長期的にどうなってもらうのか?

上記を明確にしておく必要があります。

例えばあなたが、1日10時間作業、
1日雑務5時間、月利益50万円の場合

・雑務を全部してもらう
・1日5時間の雑務(50%の負担)が減り、
商品探しに10時間専念する
・その結果、25万円(50%)の
利益向上が見込まれる毎日5時間アルバイトを雇った場合

時給900円として
30日×5時間×900円=135,000円
=115,000円の単純な利益増加

長期的には商品探しのノウハウを教え込み
1人で利益を上げられるようにする。

更に

・従業員を雇ったことに対しての
自分のモチベーションの向上
・商品探しに集中することでの
レバレッジ効果

というのが数字には出せませんが存在します。

つまり上記の数字が
もう少し大きくなるでしょう。
このように数字で考える必要があります。

僕もまだまだイケイケドンドンなので
考えにくいところはありますが

雇った従業員の出口をどうするのか?
を考えていたほうが良いです。

簡単に言うと
・定年まで雇い続ける
・従業員の独立

ということです。

定年まで雇い続ける場合は
大きな額をずっと稼ぎ続ける
必要があります。

なので世間のイメージでは
「独立されたら困る。」という
イメージが強いですが

実際は独立を目指してくれている方が
経営者は楽なのです。

しかも独立しようとしている人の方が
仕事に対しての姿勢は良く
仕事を覚えるのが早いです。

なので独立願望が強い人を雇う。
もしくは独立出来るような環境を用意してあげることも

経営者の仕事かもしれませんね。

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