テレビで格好良いとされるのが
「大きなものに立ち向かう」ことですね。

例えば

・弱小高校野球チームが名門校に勝つ物語だったり
・株主の大反対を受けつつも新規事業を成功させたり

このようなものが
格好いいとされていますね。

ちなみに僕も小中高とスポーツをやってきたので
大きなものに立ち向かうのは好きです。

スポーツ好きなら分かると思いますが
高校サッカーの野洲高校の全国制覇物語などは
見ていて心踊ります。

しかし
スポーツとビジネスは全く別物です。
ビジネスは勝てる状況でのみ勝負をするのが大事です。
例えば

商品Aは50%の確率で10万円儲かる。
50%の確率で10万円損をする。

商品Bは80%の確率で2万円儲かる。
20%の確率で2万円損をする。

この状況では商品Aは「無」なのです。
資産はずっと平行線です。

確率の綾で、
ある月は30万円儲けれたとしても
ある月は30万円赤字になるので
長期的に見ると0になります。

その逆に商品Bは着実に資産を構築していくことが可能です。

一見つまらなく見えるかも知れませんが
これがビジネスなのです。
勝てる勝負に徹底することが大事なのです。

特に物販ビジネスはレバレッジ(テコの原理)が
効きにくいビジネスモデルです。

なのでコツコツと
1万円を積み上げていくしかありません。

唯一、少しだけレバレッジが効くのは
資金を動かすことですね。

やはり商品αを
10個仕入れるよりも
100個仕入れたほうが安いですし
100仕入れるよりも
1000個仕入れたほうが安いです。

しかし、初心者にとっては
資金を大量に動かすことは
現実的な話では無いですね。

更に、経験値の少ない状態で
大きく動かすのはオススメしません。

僕もせっかちなので
「コツコツと!」というのは
好きでは無いのですが

最初は勝てる勝負というのが
小さな利ざやしか無いケースが多いので
仕方ないことですね。

これは何度も言っていますが
起業家の傾向として
チャレンジ精神が有り

新しいことに挑戦したいというのが
本質だと思いますが感情を抑えて
今勝てる勝負に徹することが
着実に資産を増やす最も優れた方法だと思います。

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