英語の勉強をしていた時に出てきた
「No pain No gain」ということわざがあります。
この意味は「苦労なくして利益はない」です。

その一方でこのことわざに反する造語で
「No fun No gain」という言葉もあります。
この意味は「楽しまなければ利益はない」です。

僕はビジネスを始めてからつい半年位前までは
完全に「No pain No gain」でした。

単に、「根性!!」という訳では無く
論理的に考えても、
目的を達成するためには犠牲は必要です。
犠牲が必要という考え方は、今も今後も変わらないでしょう。

人間は誰しもが1日24時間であり
ただただ、ボーと出来る時間を余らせている人は少ないですよね。

テレビを見ることも、ネットサーフィンすることも
カフェ、飲み会、ゴルフ、麻雀だって
無駄な時間では無く人生を楽しむ行為です。

0時~7時  就寝
8時~19時 仕事
19時~21時 風呂・食事
21時~24時 テレビ・ネットサーフィン

このような生活をしていて
新たにビジネスで100万円稼ぐ目的を持った場合に

21~24時の楽しみの時間を削る
0~7時までの寝る時間を削る

必然的にこの時間をビジネスに当てるでしょう。

仕事を辞職してその時間を
ビジネスに当ててもいいのですが、リスクもありますし
最初から唯一の収入口を絶つのは効率的では無いと思います。

だから娯楽の時間をビジネスに当てることは
苦労に当てはまる人も多いでしょう。
そういった意味でビジネスに限らず新たに何かをしたい場合は
No pain No gainであると思います。

特に、家庭を持っている方は
この犠牲は辛いものでしょう。
ただでさえ仕事をしていたら家族と接する時間は少ないのに
新たにビジネスを始めるとより少なくなってしまいます。

ただ、実践中は楽しみながらやればいいと思います。
僕は実践中も決して楽しむことも無く
淡々と行って来ました。
「ビジネスは楽しんじゃいけない」と思っていたからです。

でも、振り返ってみるとあんまり意味無かったなと思っています。
この辺りはただの根性論でした。

僕は野球・空手と行なってきて
どちらも死ぬほど走らされて漠然と
これが上手くなるための近道だと思わされていました。
その延長上でビジネスを捉えていました。

もちろん、ポジティブシンキングの人でも
ビジネスで苦痛・苦労を感じる時はあります。

その時は、根性しか無いのですが
楽しめることは楽しみながらやることが継続に繋がるなと
最近はつくづく思います。

基本的にはNo fun No gainでいいと思います。

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