情報を知識に変えて
知識を経験に変えることが大切であると
以前から考えています。

この自分で実際にした経験というのは
良い意味でも効果が大きいのですが
悪い意味でも効果が大きいのです。

悪い意味ではどのようなことが起こるかというと
例えば、
輸入ビジネスを行い沢山の人が稼いでいるのにも
関わらず自分は赤字になってしまった。

このような経験をしたとして
更に稼ぐことを諦めてしまった場合
ビジネスは輸入ビジネスだけでは無いのに

他のビジネス参入チャンスがあっても
「過去に俺は簡単なビジネスで失敗している」ことを思い出し
結局参入出来ないことになる人も多いと思います。

僕も経験から悪影響を貰ったことがあります。
起業当初は意外かも知れませんが
ファッション系も扱っていたことがあります。

定番のキムタク着なども商品探ししていました。

そして儲かる商品を見つけて
セラーの評価が少なかったのが気掛かりでしたが
ファッション系のブランドを仕入れてみました。

そうするとセラーは米国なはずなのに
中国からEMSで送られてきました。

何とか返金出来たものの
市場が最も大きなファッション系もブランド系からも
一切手を引きました。

ブランド系は今でも手を引いて良かったと
思っていますがファッション系全般から
手を引いたことは今となっては少し後悔しています。

この2つの事例から言えることは
中途半端に手を出して
解決しなかったことが原因です。
悪いイメージのまま終了させていることです。

しかし、これも仕方無いかなと
自己弁護出来る自分も居ます。

なぜかというと僕のプレースタイルが
とにかく何でもやってみようと経験重視の
スタイルなので失敗のまま放置しているモノは
他にも沢山ありますが

その反面、大きな収益となり返ってきたモノも
もちろん、沢山あります。

だからよく中途半端に手を出してはいけないと
ビジネス書などでは書かれていますが
僕は出しても良いと思います。

参入してからいざ山を登っている最中に
雲が晴れて頂上が見えた時に
「思ったよりも高いな。引き返そう」というのは
僕は有りだと思うのです。

ビジネスとは効率なので登れる山から
どんどん登っていくべきだからです。

正し、中途半端にして終わったことに関しては
「なぜ失敗したのか?」と問われた場合に
「自分の中途半端が原因である」と思う思考が必要だと思います。

「ファッション自体が儲けにくいから」と答えてしまうのが
経験の一番の害だと思います。

自分の中途半端さが原因なら
まだチャレンジしたことには
可能性が秘めている訳なので
可能性を無駄に潰さないことが大切です。

もしくは自分の経験で得た固定概念でさえも
何かの事例、助言により
180度変えれる頭の柔軟性があればいいでしょう。

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