こんにちは、
川下竜彦です。

初心者の人にアドバイスすることは
利益率では無くて利益額にこだわった方が
良いと伝えています。

というか当然の話ですね。

ただ、「ビジネスは利益率だ!」と
凄い勢いで言っちゃう起業家や
そういうビジネス本が多いためなのか

利益率20%月商500万円(粗利100万円)
よりも

利益率50%月商100万円(粗利50万円)
を良い

と闇雲に思ってしまう人が
多く感じるため額にこだわった方が
良いよと伝えています。

後、ビジネス本に載っている
よくある間違いは市場規模の
間違えですね。

英語でビジネスをすると
約20億人をターゲットに出来る。

中国でビジネス出来れば
約13億人をターゲットに出来る。

このように言う方が多いですが
ターゲットを絞らないビジネスなんて
有り得ません。

BtoC物販の場合、ターゲットのパイは
ビジネス能力と比例する傾向にあるので

結果、小さなパイを
ターゲットにしてしまうでしょう。

これらの流れで
初見の輸出入ビジネスマンに
必ず言われるのが

「輸出はされないのですか?」
という質問です。

僕が1億人居る日本で
ターゲットに出来るのは

マスな商材でも
多く見積もって100万人です。

EC化率で考えると
多くて10万人ほどでしょうか。

ECという市場で10万人という
上記からすると

小さな数字でもライバル企業は強くて
圧勝出来る訳ではありません。

・つまり、僕は国内のシェアNO1を取り
魚も少なくなった。
→海外展開しよう。

・国内の競争が激しいので
海外販売の方がROIが高そうだ。
→海外展開しよう。

・理由なんかいらない!男のロマンだ!

このいずれかに当てはまらないとやらない。
というかやってはいけないと思います。

毎度のこと、一応フォローしておきますが
海外販売(Amazon輸出等)をdisってる
訳では無いのであしからず。。。

まえがきが長くなってしまいましたが
利益額だけに拘ってきた人が

利益率に拘る必要がある
フェーズがあると思っています。
粗利で100万円を超えた辺りからですかね。

具体的には更なる事業拡大を
目指している段階です。

物販は残念なもので
事業拡大をし始めるとキャッシュフローが
遅くなりがちです。

まず分かりやすいのは
楽天・ECに進出した際にカード売上が
一定時間保留されてしまいます。

この辺りは説明不要だと思います。

次に意外に仕入れに時間が掛かることも
よくあります。

大量に仕入れる時は
問屋やメーカーに在庫が
無いことも多い為に

こちらの計画通り仕入れることは
結構難しかったりします。
これは国内仕入れもOEMも同じくです。

ではどうするかというと
「ちょっと多めに在庫を持とう」
となると思います。

多分、正しい判断だと思いますが
これもキャッシュフローが
重くなる原因です。

で、3期目辺りまでは
基本的に保証協会付きの銀行融資は
限度があり儲かっていても同じです。

(銀行が直接貸してくれる
プロパー融資は別ですが期が浅いだけで
冷たい対応を取られがち・・)

つまり資金調達が事業拡大の
スピードに合わないことと
キャッシュフローの遅さにより

1人ビジネスで行っている
延長上のビジネスをしていると
利益が生まれにくい構造なのです。

ではどうするかというと
利益率を上げざるを得ないのです。

利益率を上げるためには

1,商品を高く売る
2,仕入れ値を下げる
3,経費を抑える
4,成約率(転換率)を高め広告費を抑える
5,クロスセル,アップセル
6,リピーターにする

大体この6つの方法がありますが
残念ながら記事でお伝えできる
範疇ではありません。

(もったいぶっているのでは無く、
簡単では無いということ)

書いている僕も消化不良気味ですが
とりあえず利益率って
大事なんだと伝われば幸いです。

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