稼ぐことは、実はかなりシンプルな仕組みです。

全てが
「売上ー経費=利益」に当てはまる行為であり
利益が大きくなるように皆、必死になって行なっています。

シンプルがゆえに深く発展しているのですが
最初から深い所を理解しようと思っても難しいです。

大学生がビジネス力を高めたいと思い
ドラッカーから経営哲学を学ぶのも、学ばないより良いですが
効率良くビジネス力を高めたいのであればまずは、
ブックオフせどりでもいいので自分でビジネスをすることです。

僕にも当てはまる例があり
大学は総合文化学部という訳の分からない学部に入ったのですが
通っていた大学は特殊で学部関係なく
色んな分野を専攻することが出来ました。

僕が専攻して学んだのは経営学と心理学でした。
その経営学の時に簿記の授業があり
必修の為にとっていました。

様々な例を仕訳して貸借対照表を書くテストがあり
大げさに言っているのではなく本当に単位を落として
次の学年でも授業を1から受けさせられました。

結局2年間簿記を習いましたが
当時は損益計算書の存在意味は分かっても
貸借対照表の存在意味が分からずに居ました。
(分かろうともしなかったのですが……)

ですが、自分でビジネスをして税理士から上がってくる
貸借対照表を元に勉強すれば
2年間で全くわからなかったのが
たった数時間で分かるようになりました。

極端な例ではありますが
人間は自分の範囲外、遠い先の物事は消化スピードが遅いどころか
消化出来ないのです。

何を言いたいのかというと
まずは自分の範囲内であることを
覚えるのが先決だということです。

冒頭でも言いましたがビジネスはシンプルがゆえに
深いモノであり、
1億円儲けられる戦術もあれば
100万円儲けられる戦術もあります。

僕の友人にも月千万円単位で儲けている人も沢山居ますが
0円→1千万円になった人は1人も居ません
0→10→100と刻んでいるのです。

もちろん、先を見るという目的で
遠くの勉強もする必要はあります。

ただ僕の感覚では
先の勉強 1:4 今、1か月後に役立つ勉強
この位の割合でいいと思います。

そしてもっと言うと
勉強 1:9 実践
この位の割合で良いと思っています。

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